外した純正フューエルリッドを加工します!
先日購入したジムニー用のガラスフューエルリッドですが、届いた状態のまま無加工で取付けしています。
こんなパーツです ↓
取付けてはみたものの本当を言うと、パーツが届いた当初は艶消し黒の部分をジムニーのボディーカラーと同色に塗装して、五角形のガラス窓も丸いものに加工して取付けたいと考えていたので色々検討してみたのですが・・・
現状届いたパーツを加工するのは難しいという結論に達したので、とりあえずそのまま取付ける事にしてお茶を濁していました。
ところがここで少し発想を切り替えて、自分の理想である丸い窓のガラスリッドを実現する為には、今回取付けたガラスリッドと交換した事で余っている元々付いていた純正フューエルリッドの方をを加工した方が良いのではないかと思い立ち、今回加工にチャレンジしてみる事にします。
加えて純正のフューエルリッドはボディーカラーと同色の白なので、うまく加工すれば再塗装せずに使う事も出来そうです。
純正フューエルリッド ↓
純正品なのでボディーカラーと同色に塗装されていてまだまだ綺麗な状態です。こちらの方を加工してみようと思います。
純正フューエルリッドの加工手順
不要部分のカットと補修
まずは加工に当たって円形の窓穴を開ける必要があるので、邪魔になる部分のカットから始めてみました。
こうなりました ↓
これで円形の穴を開けるのには十分な感じになりましたが、繋がっていた鉄板のリムを分断してしまった事で、少しグラついています。
また裏面と言えども下塗り塗装が見えていたりして見た目も良くないので、家に余っていた缶スプレーで軽く塗装して、ついでに下の写真の右上に写っている所にボルトを入れて補強したりもしました。
こんな感じです ↓
まずまずの仕上がりです。これでいつでも穴を開けられる状態です。
円形ステンレスリングの製作
次に円形の窓にする為に自分がイメージしているフューエルリッドの表側に取付ける為のステンレスリングを、以前にもお世話になったNTS技研に連絡を取って図面を送ってワンオフで製作してもらいました。
送った図面です ↓
出来上がったパーツです ↓
ステンレス製鏡面仕上げの板厚 0.5mmのリングで、8ヵ所にボルトで固定できるように穴を開けてもらいました。
フューエルリッドの穴開け加工
出来上がってきたステンレスのリングに合わせて、純正のフューエルリッドに穴をあけるのですが、ドリルや金ノコとヤスリで作業したので、よく見ると綺麗な円形にはなっていませんが後で現状合わせで修正したいと思います。
こんな感じになりました ↓
窓の部分から少し白い部分が見えている所は、後で修正します。
ポリカーボネート板の加工
次に穴を開けた窓の部分に取付けるガラスに関しては、強化ガラスなどはカットや穴開け工が難しいということで、ポリカーボネートの透明板にしようと思い楽天市場で見つけたショップで購入しました。
ポリカーボネート板(切売) クリア(透明) 3mm厚300mm×200mm[サイズ内に変更可能]【メール便対応可能】
購入したのは3mm厚のポリカーボネート板なのですが、事前にカットして送ってくれるという事だったので、130mm×130mmの物を買いました。
実際のものです ↓
上の写真はジムニーのフューエルリッドに合わせて、角の部分をカットしました。
ボルト穴8カ所の穴開け
今回製作しているフューエルリッドのイメージとしては、丸い穴をあけたフューエルリッドの表側に取付けるステンレスリングと、裏側に取付けるポリカーボネート板で挟み込んでボルトで固定する予定なので、ドリルで8ヵ所に穴を開けました。
こんな感じです ↓
また写真に撮っていませんが、ポリカーボネート板の方も同じようにドリルで8ヵ所の穴開け加工をしています。
因みに今回固定に使用したボルトは、普段から良く利用している楽天市場のネジのトミモリと言うショップで購入しました。ナットとワッシャーはホームセンターで買ってきたものを使用しました。
こんなボルトとナット ↓
最終の組付け作業完了
ここまででパーツの加工も完了して、必要な各部品が揃ったので最終的に純正フューエルリッドを、表側のステンレスリングと裏側のポリカーボネート板で挟み込んでボルトナットで固定して今回の加工作業は完了です。
完成した写真です ↓
フューエルリッドの表側です。ステンレス製のリングと六角キャップボルトが綺麗に収まって個性を主張しています。
裏側から見るとまだまだ見た目の改善の余地は有りそうです。
ジムニーに取付けを完了
ガラスフューエルリッドの取外し
自作フューエルリッドが完成したので、後は付けているガラスリッドと交換で取付けるだけです。まずはガラスリッドを固定しているボルト2ヵ所を外します。
取外し完了です ↓
今回加工したフューエルリッドを取付け完了 ↓
純正のカバーに元々ついていたスプリングやゴム製のクッションのような物は、そのまま今度のフューエルリッドに移植します。
これで自分がイメージいしていた円形窓のフューエルリッドの取付けが完了しました。窓の部分を強化ガラスに出来ませんでしたが特に問題なく取付けられました。
こんな感じになりました ↓
これで自分がイメージしていたフューエルリッドにほぼ近い形にする事ができて満足していますが、窓から見える黒いフューエルキャップはノーマル状態なので今後何らかの変更を考えたいと思っています。