ジムニーJB64フロントスタビライザー復活

フロントスタビライザーについて

当サイトの2023年9月16日の投稿にて、ジムニーのフロントスタビライザーのメリットやデメリットなどについてネットで色々調べてみて検討した結果、現在は取外してしまって様子をみているフロントのスタビライザーですが、只今自宅に放置したまんまになっています。

こちらのパーツです ↓

スタビライザーを外していると、オフロードでの足の動きは確かに良くはなると思いますが、チョットした峠道などを走る時の車の安定性という事では、やはりコーナーでのロールが大きくなるという問題もあります。

またマイジムニーは普段通勤メインの街乗りが多いし、それ程オフロードばかり走るわけではないので、この機会にフロントスタビライザーを復活させてみる事にします。

そもそもスタビライザーは、サスペンションを固めることなく乗り心地を維持したままでロール問題を解消できるパーツでもあり、安定性と乗り心地の両方を確保するならスタビライザーは安易には無視できないパーツだと思います。

ただ今回フロントスタビライザーを復活させるに当たり、問題となるのが現状でマイジムニーは約3インチリフトアップしているので、無理やり取り付けた場合にスタビライザーには常に負荷がかかり続け本来の効果を期待できなくなる可能性があるという事だと思います。

そこで以前の投稿でも少し触れていますが、解決策としてジムニーカスタムショップなどで販売されているスタビライザーのフレーム側取付位置をオフセットできるリロケーション スペーサーを 取付けるのが一番いいのではないかと思います。

こんなパーツです ↓

ジムニーカスタムショップである神戸のマスターピースが販売しているジムニー用の3インチアップ程度の車両に装着可能なスタビライザーオフセットスペーサーで、リフトアップにより届かなくなってしまうスタビライザー取り付け部分を後方に19mm、下方に18mm移動させ、スタビライザーの装着を可能にする優れものです。

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今回はこのリロケーションスペーサーを使用して、フロントのスタビライザーを復活させてみたいと思います。

フロントスタビライザー再装着完了

それでは実際の取付けについてですが、簡単に説明させて頂きます。

取付けに当たっては、作業性を良くする為にフロントのスキッドプレートを一度取外してから作業しました。

先ずは左右のスペーサーを付属の六角キャップボルトを使って、元々スタビライザーを固定していた4ヵ所のナット穴を使って固定します。

こんな感じです ↓

六角キャップボルトで上の写真のように左右のスペーサーを取付けます。

左右ともに取付けを完了しました。

次にスタビライザーロッド本体を付属のボルトを使用して、スペーサーに取付けます。

こんな感じです ↓

これでスタビライザーの取付位置が、スペーサーの厚みの分だけ下方に18mm、更にボルトの固定位置が車両後方にスライドしている分だけ19mmオフセットされた事になります。

上の写真のような位置関係となります。

ここまで出来たら後は、スタビライザーリンクをフロント左右のホーシングに取付けてスキッドプレートを元に戻して今回の作業は完了となります。

作業完了です ↓

上の写真の赤い矢印で指している部分の左右2ヵ所にスタビライザーリンクをナットで固定してスタビライザー取付けは完了です。

今回フロントのスタビライザーを復活させた事で、悪路での凹凸をいなす能力が低下して、路面追従性は多少犠牲になるかと思いますが・・・

スタビライザーは左右にのみ働くと言う特性から、直進時の乗り心地を犠牲にする事なくコーナーでの安定性のみを獲得することが可能な優れものパーツだと思います。