ジムニーJB64リアゲートをガラスハッチ風にカスタム

リアゲートのガラスハッチ

先日通勤途中の信号待ちで、右斜め前に止まった車をぼんやり見ていて急に思いついた事が有ります。

その車の名前は、ニッサンのパオ(PAO)という車で、リアゲートにむき出しになった外ヒンジが4ヵ所取付けられています。

こんな車です ↓

ガラスハッチとドロップゲートを組み合わせた上下開きのバックドアに、それぞれヒンジが取付けられています。

特に気になったのがリアガラスの上部2ヵ所に取付けられたヒンジで、どうやらリアのガラス部分が上に開く様になっているみたいです。

こんな感じです ↓

リアガラス上部の2ヵ所にヒンジがあって、下部分に取っ手がついています。

このガラスハッチについてネットで色々調べてみた結果、現行のジープ ラングラーにも同じような仕組みのガラスハッチが取入れられている事が分かりました。

そこで考えたのが、マイジムニーJB64のボンネットや左右ドアに装着しているようなダミーヒンジを、バックドアガラスに取付けてガラスハッチ風にアレンジ出来ないかとという事です。

こんな感じです ↓

それぞれダミーのヒンジとは言え、それなりに「らしく」見えているかと思います。このイメージの応用として今回、ジムニーガラスハッチ風カスタム計画を進めていきたいと思います。

ジムニーガラスハッチ風カスタム計画

今回、たまたまの思いつきからのスタートですが、ジムニーのリアゲートにダミーヒンジやその他のパーツを取付けてガラスハッチ風にカスタムしていきます。

大まかな計画としては、まず計画のポイントとなるリアガラス上部に装着するダミーヒンジの取付けと、更にリアガラス下部に取付け予定のガラスを持ち上げる為の取っ手を作成して取付ける事によって、今回カスタムのヒントになったニッサンパオのガラスハッチのイメージが出せれば思っています。

ダミーヒンジの選定について

先ずは取付けるダミーヒンジですが、これまで使ってきたダイス製のダミーヒンジでは少し大きすぎてフィッテイング等にも問題が有りそうなので・・・

カーメイトから発売されているダミー アウター ヒンジ DZ529というパーツを使用してみました。

こんなパーツです ↓

この商品は取付け例として、パッケージの裏面にリアガラスに取付けている写真も掲載されていて、フィッティングも良さそうなので購入しました。

こんな感じです ↓

自分がイメージしていたものに近い感じに仕上げられそうです。

実際に届いたパーツです ↓

サイズ感は丁度良い感じですが、ちょっとリアル感が無いというか、本物らしくないというか、微妙な感じもしています。

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ダミーアウターヒンジに一工夫

という事でダミーアウターヒンジをよりリアルな感じにする為、ステンレスのボタンキャップボルトを取付けてみようと思います。

今回使用するのは、いつも利用しているネジのトミモリで購入したステンレス/生地 ボタンキャップ (全ねじ)M5×6mmというボルトになります。

このボルトをカーメイト製アウターヒンジのダミーボルトの部分に取付けて、より見た目のリアルさを追及したいと思います。

こんなボルトです ↓

10本セットで買った中の8本を使用します。

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次にカーメイト製アウターヒンジのダミーボルト部分の中心に、ドリルを使って8ヵ所穴を開けます。

こんな感じです ↓

この時今回取付けるM5のボルトより、若干小さめの穴を開けておきます。

更にダミーボルト部分に開けた穴に押し込むようにして、ボタンキャップボルトをねじ込んでいくのですが、ダミーヒンジの素材が樹脂製なのでこれだけで脱落する事はないと思われますが、念の為接着剤も使いました。

ダミーヒンジ完成です ↓

ダミーですがステンレスのボタンキャップにしただけで、よりリアルな感じに仕上げる事が出来たと思います。これで一先ずダミーヒンジの方は完成です。

ガラスハッチハンドル(取っ手)を作製

今回の計画のもう一つのポイントとなるガラスハッチ下方に取付けるドアハンドル風の取っ手を製作します。

このハンドルです ↓

上の写真の赤い矢印で指している部分の黒いパーツで、ガラスハッチを開く時に手で持ちあげる為のハンドル(取っ手)だと思われます。

製作と言っても実際は100均ショップで見つけてきた、形がよく似ていた樹脂で出来ている「薄型2穴パンチ」という紙に穴を開ける文房具を加工及び艶消し黒に塗装した感じのものになります。

こんな商品です ↓

実際に自分が買って来たのは、白色のものです。

塗装したものを更にリアル感を出す為に、余っていたボタンキャップボルトを2ヵ所に取付けて、以前から持っていた小さなJIMNYステッカーを貼ってみました。

こんな感じになりました ↓

このパーツの裏面の写真を撮影出来てませんが、より立体感を出す為に2mm厚のアクリル板を接着しています。

ジムニーガラスハッチ風計画完了

ここまででイメージしていたダミーヒンジとガラスハッチのハンドル(取っ手)が用意できたので、実際のジムニーリアガラス部分に貼付けてみました。

カーメイト製アウターヒンジの方は、すでに裏面に両面テープがセットされています。
また、ドアハンドルの方は手持ちの両面テープで貼付けてみました。

貼付ける時の注意点としては、貼付ける面の脱脂を十分にしておく事と貼付ける位置のバランスに注意する事くらいだと思います。

取付けを完了 ↓

思っていたよりも違和感なく収まったと思っています。

斜め右後ろからの写真です。

ダミーの取っ手もそれなりに立体感があって良いと思います。

新たにダミーのキーホールカバー装着

後日談になりますが、ガラスハッチの雰囲気をよりそれらしくする為に新しく取付けたパーツがあります。

最近カスタムされたジムニーで装着されているのをよく見かけるようになった、左右ドアの鍵穴に装着可能なキーホールカバーというパーツを、ジムニーJB64の取外してるリアワイパーホールの所に取付けてみました。

こんなパーツです ↓

ジムニー 鍵穴 キーホール カバー 2個セット マグネットシルバーというパーツで、裏面には マグネット が付いている簡単装着可能なパーツです。

このパーツをジムニーのリアワイパーホールに取付ける為に、ホームセンターなどで売られている磁石関連の商品などを使って仕上げてみました。

こんな感じです ↓

キーホールカバーにピッタリ収まるサイズの鉄製ワッシャーに、M4×14mmの小頭皿ネジを通したものを使います。こちらはジムニーバックドアの外側から取付ける為のパーツになります。

こんなボルトです ↓

普通の皿ネジとは違いアルミサッシとかによく使われている小頭のボルトです。

更にジムニーのワイパーホールの裏側に取付けるパーツを製作しました。外側のパーツと同じサイズのワッシャーに、水の侵入を防ぐ目的で円形のウレタン素材の円形シートを貼付けています。

こんな感じです ↓

このパーツはバックドア外側のワッシャーに通したボルトを裏側からナットで固定する為のパーツになります。

要は外側と内側のワッシャーで、ジムニーバックドアに開いているワイパーホールを挟み込む形でボルトナットで固定する感じです。

取付完了です ↓

外側から見た写真です。ワッシャーのサイズは直径約30mmのものです。

バックドア裏側は、ナットによって固定しています。

ここまで出来たら後は、裏面に マグネット が付いているキーホールカバーをピッタリサイズの外側ワッシャーの貼付けるだけで終了です。

こんな感じです ↓

外側の鉄製ワッシャーに貼付けるだけの簡単装着です。

もう少し左に寄ってダミーで取付けた取っ手の真下辺りになれば、よりリアルな感じになったのかもしれません。

こうして遠くで見るとそれなりの雰囲気にはなっているかと思います。