ジムニーJB64フロントスタビライザー取外してみた

フロントスタビライザーの問題について

先日、20mm厚のコイルスペーサーを装着してトータルで約3インチアップとなっているのですが、フロントのスタビライザーは取付位置補正などをしないままでとりあえず装着しています。

こんな感じです ↓

写真のように特に問題なさそうな感じで取付けられていますが、本当は車高が上がっている分取付位置の補正が必要だと考えています。

その解決策としては、ジムニーカスタムショップなどで販売されているスタビライザーのフレーム側取付位置をオフセットできるリロケーション スペーサーを 取付けるのが一番いいのではないかと思います。

こんなパーツです ↓

ジムニーJB64の3インチアップ程度の車両に装着可能なフロントスタビライザー延長兼オフセットスペーサーです。
フロントスタビライザー取付け部分を後方に19mm、下方に18mm移動させる事が出来る優れものです。

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更にリフトアップしている車両の純正スタビライザーリンクと交換する形で、角度を補正する事が出来るショートスタビライザーリンクなども、リロケーションスペーサーと併用して取付けておくとより理想的な対策となると思います。

こんなパーツです ↓

ショートスタビライザーリンクは、スタビライザーを効率よく効果的に効かせる事が可能でノーマルと比べてスタビの効き始めが早くなります。

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なおサスペンションとスタビライザーについて、詳しく説明とパーツの紹介をされているブログがありますので、こちらも参考になると思います。

⬇️こちらのブログです

もうひとつの方法として・・・

これは解決策になるかどうかは分かりませんが、フロントのスタビライザー自体を取外してしまうというのも有りなのかなと思い始めています。

また、これまで自分が乗っていたJA11やJA22ジムニーもフロントスタビライザーを外していたのも事実ですし、スタビライザーがない方がオフロードでのサスペンションの動きが良くなる事も理解しているつもりです。

スタビライザーについてお勉強

スタビライザーの役割りと効果

ここで予備知識として、スタビライザーの役割りや効果についてネットで少し調べてみました。

そもそもスタビライザーはサスペンションに装着されるパーツで、車体のロールを抑えて走行を安定させるための車のパーツです。

車の左右のサスペンション同士をつなぐ、コの字型やU字型のバネ棒状のパーツで、多くの車に設置されています。

コーナーを曲がるときや車線変更時に発生するロール(車体が左右に傾く力)を抑える事で乗り心地をよくする役割を果たします。

アンチロールバーとも呼ばれる事もあります。

スタビライザー取外しのメリットとデメリット

ネットから得た色んな情報(役割や効果)を元に、スタビライザーを取外した時のデメリットとしてあげると・・・

車がコーナーを曲がるときや車線変更時にロール(車体が左右に傾く力)が発生して、車の安定性に問題が発生する可能性がある事が分かります。

一方でスタビライザーを取外した場合のメリットとして考えられるのが・・・

スタビライザーを装着していると、オフロードなどの悪路では、車体を水平に保とうとするサスペンションの動きをスタビライザーが抑えてしまい、かえって乗り心地が悪くなってしまう場合もあるが、取外してしまう事でサスペンションの動きが良くなり悪路走破性がアップするというメリットが考えられます。

まとめてみると普段の街乗りでの安定性を取るか?もしくはオフロードでの安定や走破性のアップを取るかという事になりそうです。

フロントスタビライザー取外してみた

そんなこんなで色々考えた結果ですが、とりあえずフロントのスタビライザーを取外して様子をみてみようと思っています。

ここからは実際の取外しの手順になりますが・・・

あくまで自己責任という事でお願いいたします

スタビライザー取外しの手順

まず最初に私のジムニーの場合は、フロントのハイブリッジファースト製のスキッドプレートを取外してしまった方が、作業が進めやすいので一度取外してしまいます。

次に下の写真の赤い矢印で指している部分のナットを14mmのメガネレンチなどを使用して取外します。

こちらの部分です ↓

左右2ヵ所の矢印部分のナットを外します。

ナットを外すと上の写真のような感じでホーシング側が外れます。

ここまで出来たらあとは、フレーム側のボルトを4ヵ所外すだけでスタビライザーは取外す事が出来ます。

外す時の注意点としては、スタビライザーは結構重量があって重たいので、慎重に支えながら外す必要が有ります。

こちらのボルトです ↓

上の写真の赤丸で囲っている4ヵ所のボルトを外します。

実際に取外しを完了 ↓

思ったより簡単に取外せました。

この後スキッドプレートを元に戻して作業を完了となりました。

取外しを完了 ↓

写真では分かりにくいですが、見た目だけで言うとスッキリした感じです。

今回は思い切ってスタビライザーを取外してしまいましたが、今後問題が多いようでしたら改めてオフセットスペーサーやショートスタビライザーリンクの導入も柔軟に考えていきたいと思っています。

ジムニーJB64に20mmコイルスペーサー装着

更なるリフトアップに向けて

今年の初めに立てていたジムニーカスタム計画の一つでもありますコイルスペーサーを装着しての3インチリフトアップ計画を実現する為に・・・

先日大阪にあるジムニーカスタムの老舗ショップで、最近東大阪に店舗移転されたばかりの4x4エスポワールさんに行ってきました。

こちらのショップは、歴代のジムニーのリフトアップサスペンションやマフラーを始めとしたオリジナルのジムニーパーツを開発・販売されています。

こちらのショップです ↓

以前から一度行ってみたいと思っていたのですが、特にジムニー関連のサスペンションパーツを豊富に品揃えされています。

訪問した当日はマイジムニーの足回りも見てもらったりしながら色々考えた結果、最終的に20mmアップ出来るコイルスペーサーを買って帰ってきました。

こんなパーツです ↓

コイルに挟み込むだけでリフトアップできるから乗り心地が悪くならない上にフロント・リア共通で使用できる樹脂製の20mmアップスペーサーです。

こちらのスペーサー(20mm)を前後左右4ヵ所に到着する事により、現状の2インチアップからタイヤの外径アップも含めて。約3インチリフトアップにレベルアップしようと思っています。

取付けに関しては、いつもお世話になってる整備工場にお願いするつもりです。

コイルスペーサーを装着完了

早速、いつもお世話になってる整備工場にお願いして取付けてもらいました。

こんな感じです ↓

フロント左右の写真です。スペーサーはコイルの上側に装着。

リア左右も同じようにコイルの上側に装着。

ここで問題発生、リア側ショックの長さが不足して、ほぼ伸びきった状態になってしまう事が判明したので、対策として別途リアのみショック延長ブラケットをリア側左右に取付けてもらう事となりました。

なお、フロント側のショックは特に問題は無かったようです。

こんなパーツです ↓

リフトアップによりショックが届かなくなってしまった時等に使用するパーツです。

実際の装着写真 ↓

写真の赤丸で囲った所に取付けています。これでショックが伸び切ってしまうという事もなくうまく収まり、今回の作業は無事終了となりました。

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取付前と取付後の比較

コイルスペーサーの取付けも無事完了したので、実際の取付前と取付後の違いを検証する為に、地面からフェンダー下端までの長さを測って比較してみました。

因みに計測はジムニー右側のみの前後で計測しています。

ビフォーアフターでどうぞ ↓

取付前の写真では、右側フロントが約84cm、右側リアが約87cmです。

取付後の写真では、右側フロントが約87cm、右側リアが約89cmです。

当然ですが前後ともに約2cm上がっているのが分かります。

右側フロント2cm以上上がっていますが、誤差の範囲だと思います。

因みに2インチアップする前のほぼノーマルの時での計測では
右側フロントが約80cm、右側リアが約82cmでした。

同じ場所で取付前と取付後の写真も撮ってみましたが写真では分かりにくいです。

取付前の写真📷 ↓

取付後の写真📷 ↓

写真で見比べてもほとんど分からない感じなのですが、実際に乗り込んで運転してみると目線の高さが以前よりも上がったように感じられるのも確かです。

今後の課題について

今回のリフトアップについては、コイルスペーサー+リアショック延長ブラケットを取付ける事で、リーズナブルに3インチアップとする事が出来ました。

しかしまだまだ課題が残されていまして・・・

まずフロントのスタビライザーですが、純正のままで何とか取付けしていますが、本来であればリフトアップした分だけ取付位置をオフセットする事ができる、リロケーションスペーサーを取付ける方が良いと思うのが一つ目の課題。

また今回はショック延長ブラケットなどを使用してショックの長さ不足を解消して取付けましたが、今後は3インチアップアップ対応のロングショックに変更した方が良いと思っているのが二つ目の課題。

更に将来的にはコイルスプリング自体も3インチアップの物に変更した方が良いと思っているのが三つ目の課題。

今考えているのはこの三つの課題がメインですが、その他にもブレーキホースの更なる延長であったり、キャスター角補正済のリーディングアームに変更するなど少しずつレベルアップしていければと考えています。