カウリングサイドパネル購入
当サイト注目アイテムのページにおいても紹介してます、岩手県にあるファッドスターというショップに注文していたカウリングサイドパネルというパーツがが届きました。
このパーツは、ノーマルジムニーのカウリングサイドパネルをこちらに交換する事により、大き目なダクトでボンネット内の放熱性アップも期待できて、見た目もレーシーでカッコ良くなるという優れものになります。
この部分のパーツです ↓
ノーマル状態ではスリット風にはなってはいますが、実際には穴が開いているわけではありません。
今回はこの部分のパーツ(カウリングサイドパネル左右)をファッドスター製のパーツと交換する事にします。
こんなパーツです ↓
ボールペンとステッカー、取付方法が書かれた説明書も入っていました😀
ジムニーのボデイーカラーに塗装
まず今回購入したのがFRPゲルコート仕上げの未塗装品という事で、実際にはジムニーのボデイーカラーに塗装する必要があります。
今回は自分で塗装しようと思ってるので、カー用品店で缶スプレーやサンドペーパーやタッチアップペイントなどを買い揃えました。
こんな缶スプレーです ↓
左が上塗り用のスプレー缶(26U)で、右が下塗り用のプライマーになります。
タッチアップペン(カラータッチ) ↓
タッチアップペイントはジムニーのボディーカラーであるスペリアホワイトと艶消し黒のものを使いました。
実際の作業手順としては、サンドペーパーでFRPのバリ取りと塗料をのりやすくする為の下地処理を済ませます。
それから、塗料ががついてはいけない部分(黒いメッシュの部分)をマスキングしてから、下塗り用のプライマーを全体に吹き付けていきます。
プライマー吹き付け完了 ↓
今回使用したプライマーは色が白という事もあって、パッと見た感じは塗装を完了したように見えますが、まだまだこれからでFRP製のパーツなので所々に小さい穴が開いていたりします。
写真では分かりにくいですが、所々タッチアップペンで補修して塗料が乾くのを待ってサンドペーパーで整えるという作業を何回か繰り返して下地処理は完了です。
下地づくりが完了したら次は上塗りスプレーを吹き付けていくのですが、吹き付けは何回かに分けて塗り重ねていくようにします。
私の場合最終的には、缶スプレー(26U)を2本分使用しました。
上塗り塗装も完了です ↓
黒いメッシュの部分はマスキングしたので、基本的に白い塗料は付着してないですが一部白くなってしまった所は、タッチアップペンの艶消し黒で修正しました。
ここまで来ればあとは全体的に綺麗な艶を出すために、市販されているコンパウンドで磨き上げて完了となります。
カウリングサイドパネルの取付手順
ここからは塗装を完了したカウリングサイドパネルの取付け手順になります。
作業の概要としては、ワイパーまわりのパーツを取外し、カウルトップパネルを外してからノーマルのカウリングサイドパネルを外して、今回のファッドスター製のパーツを組み込んでからその他のパーツを元に戻すという作業になります。
ワイパーまわりパーツ取外し
まずは左右のワイパーを外していきます。ワイパーモーターの軸に被せられている樹脂製のキャップを取って、12mmのレンチでナットを外しワイパーアーム本体を一旦取外します。
つぎに左右の黒い樹脂製のパーツを外します。このパーツはプラスチックピンで固定されていますので、真上に引っ張ると簡単に外せます。
写真はジムニー右側のものです。
カウルトップパネルの取外し
続いてボンネットを開けてカウルトップパネルを外すのですが、下の写真の赤い丸で囲っている黒いクリップを5ヵ所全てを外します。
クリップはマイナスドライバーで簡単に外せますが、ボディーを傷つける危険性もありますので慎重に外します。
クリップを5ヵ所を外したらあとはカウルトップパネルを外すのですが、このパーツは左右の各2ヵ所が下の写真の赤丸で囲っている様なクリップとフックのようなもので固定されています。
加えてもう2ヵ所真ん中あたりには、下の写真のようなマジックテープで固定されているところがあります。
カウルトップパネルの外し方としては、まず左右のどちらかを真上に引き上げる様にしてクリップとフックのようなもので固定されている2ヵ所を外します。この時慎重に引き上げないとパネルを曲げてしまう危険があるので要注意です。
片方をうまく外す事ができたら、同じ様にもう片方も真上に引き上げるようにしてクリップ他を外します。すると真ん中あたりのマジックテープは自然と外れます。
またカウルトップパネルには、ウィンドウォッシャーのホースが繋がっているので完全に外してしまうのも面倒なので、今回は下の写真の様に少しずらした状態で作業を進めていく事にしました。
ノーマルカウリングサイドパネルの取外し
次に現状で付いているノーマルのカウリングサイドパネルの取外し作業となります。ここからの手順は、ジムニーの右側部分のみの写真になりますが、左側もほぼ同じなのでご了承ください。
カウリングサイドパネルを外すには、下の写真の赤い丸で囲っている所のクリップとボルトを外します。
それからドアを開けたところにある黒いタッピングビスを外します。
これでカウリングサイドパネルをはずす準備は完了ですが、最後にフロントフェンダーの上についている下の写真のような黒い樹脂パーツの赤丸で囲ってる部分2ヵ所に爪のようなものがあって、下のもう1枚の写真のカウリングサイドパネルの下側についているフックのようなものを引っかける事で固定されている所を外す必要があります。
この部分を外すのは、ノーマルのカウリングサイドパネルを手前に引っ張る必要がありますが、手で持てる所が少なくて実際外すのは結構大変でした。
作業に当たっては養生テープ等で周囲を保護してから作業する事をお勧めします。
ファッドスター製のパーツの取付け
ここまでの手順でノーマルのカウリングサイドパネルを外せたわけですが、ファッドスター製のパーツの取付けに当たっては、ノーマルのカウリングサイドパネルに付いているカウルトップパネル固定用の黒い樹脂製のパーツを移植する必要があります。
具体的には下の写真で確認できる黒い樹脂製のパーツを、今回取付けるファッドスター製のパーツに移植する必要があります。
このパーツは3か所の爪で固定されているので、爪を押すと簡単に外れます。
新しいパーツに移植完了
上の写真はファッドスター製のパーツに移植を完了した写真になりますが、実際の移植に当たっては、素材の厚さがFRPと鉄板では違うので、若干の加工が必要でした。
ここまで出来たらあとは新しいファッドスター製のパーツを逆の手順で取付けて、各種ボルトやクリップ、タッピングビスなども元通りに固定していきます。
それから最終的に、取外していたカウルトップパネルやワイパー周りのパーツを全て元通りに組み戻して、今回の作業は完了となります。
こんな感じになりました ↓
カウリングサイドパネルの取付完了
今回は自分で塗装したり、パーツの取付けもした関係もあって、時間が掛かってしまいましたが、何とか取付けも完了する事が出来ました😀
フィッティングに関しては特に問題もなく綺麗に取付ける事が出来ました。
色んな角度から写真を撮ってみました ↓
今回のカスタムは、見た感じのレーシーな雰囲気に加えて、ボンネット内の放熱効果も期待できる一石二鳥のカスタムなのかな?と思ってます😀