ジムニーとU字シャックルについて
以前乗っていたJA11にも取付けていたシャックルがあります。この時はフロントに装着していたオフロードサービスタニグチのバンパーに一工夫して取付けてました。
こんな感じでした ↓
バンパー取付用のステーに開いた穴を利用して、上の写真の赤い矢印で指している所の2ヵ所に付けていました。ただシャックルも小さいものでしたし取付けていたステーの強度も不明でしたので、実質的には見た目だけの飾りに近いものでした。
そもそもこの手のU字シャックルが好きになったのは、その昔戦車のプラモやラジコンが好きでよく作っていた影響が大きいと思います。
このシャックルです ↓
ドイツのティーガーⅠ戦車のフロント左右のU字シャックルです。
ドイツのティーガーⅡ戦車のフロント左右のU字シャックルです。
左右にバランスよく取付けられたシャックルが無骨なイメージで、牽引フックといえばこんな感じにしたいとずっと思っていました。
そんな事もあって、今回手に入れたジムニーJB64にも前述のJA11や戦車のイメージに近い形でU字シャックルを取付けられないかとずっと考えていました。
出来ればJB64のフロントに現状装着している、ハイブリッジファースト製スキッドプレートの左右にU字シャックルを取付けられないかと・・・
こんなイメージです ↓
最近になって発見したハマーH3のこの画像イメージに近いような感じに出来たらいいなと思ってます。
自分のジムニーには、上の写真の赤丸で囲っている部分の2ヵ所のボルトを利用して取付けてみたいと思います。
スキッドプレート左右にU字シャックル装着
ここからは私が実際に取付けた方法の説明になりますが・・・
今回私が取付けた方法では、車両の牽引には使えませんのでご注意下さい。
これはダミーのU字シャックルです!!
◆取付ける前の準備
まず用意したのがホームセンターとかで売っているU字シャックルとワイヤークリップというパーツです。左右合わせて2セット必要です。
こんなパーツです ↓
片側分の1セットです。写真左がシャックルユニクロ12mmと写真右がワイヤークリップ(適応ワイヤー径12mm)という商品になります。
どちらも材質は鉄の表面に亜鉛メッキ及びクロメート処理を施したものになります。(ステンレスではありません)
取付けにあたっては、ワイヤークリップの方を加工する必要があります。
こんな感じです ↓
写真左が加工前で右が加工後です。ボルトをサンダーでカットしました。
次にU字シャックルと加工を完了したワイヤークリップを下の写真のようにセットしておきます。これで片側1セット分なので、同じようにもう1セット用意しておく必要があります。
こんな感じです ↓
上の写真のようにワイヤークリップでシャックルを挟み込む形に組み上げます。
◆ジムニーへの取付け
ここからの画像はジムニーの右側のみのものとなりますが、実際は左側も同じ手順で取付けをしています。
先ずはジムニーのスキッドプレートを固定している上側にあるM10のボルトとナットを取外してしまいます。
こんな感じです ↓
スパナと六角レンチで外しました。
次に用意していたシャックルとワイヤークリップを組合せた物のボルト部分を、スキッドプレートのボルトを外したあとの穴に差し込んで、裏からワッシャー類を入れてからナットをねじ込んでいきます。
こんな感じです ↓
ナットは途中まで手で締めてから最終的にはスパナを使って締め込みます。
片側完成です ↓
ナットを締めこんでいくと最終的にシャックルが動かせなくなるので、位置を調整しながら締め込んでいきます。
両側完成しました ↓
見た感じのイメージはバッチリOKです。
フロントにシャックルが付いただけですが、見た感じのスタイルがチョットワイルド感が出てカッコ良く仕上がったと思います。
U字シャックルグレードアップしました!
後日談になりますが、現状で取付けを完了していたU字シャックルのサイズ感が全体のバランスから見て小さすぎる様に思ってきたので、ひと回り大きなものに変更しました。
こちらです ↓
シャックルユニクロ16mmのものに変更しました。
ワイヤークリップも同じく16mm用のものに変更して、同様のを加工をした上で取付けしました。
ビフォーアフターでどうぞ ↓
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これで全体のバランスが良くなったような気がしています。
ただ今回私が取付けた方法では、車両の牽引には使えませんのでご注意下さい。
これはダミーのU字シャックルです!!