ワイパーが前方視界の邪魔になる
私がこれまで乗ってきたジムニーJA11やJA22もそうなのですが、ワイパーが停止している時の位置が、異様に高くて前方視界の妨げになっていました。
下の写真のように間隔がかなり開いていているので、運転席から前方を見るとワイパーが大きく視界に入ってきてしまう状態でした。
また、外から見た感じもあまり良いとは言えません。
こんな感じです ↓
写真はJA22のものですが、フロントガラスの下端よりかなり上で停止します。
この問題について、当時よく参考にさせてもらっていたJA22乗りの方のホームページにて紹介されていた方法で改造(調整)したのが下の写真になります。
こちらです ↓
フロントガラスの下端付近で停止するように調整していました。
JB64にも応用できそう!!
この問題はJA22ほどワイパーが視界の邪魔にはなっていませんが、自分のJB64でも納車された時からチョット気になっている部分です。
新車で納車された時の状態 ↓
写真のように少し間隔があり、ワイパーブレードが目立っています。
という事でJB64のワイパー停止位置を調整する事にしました。
費用もかからないし見た目もスッキリするので、以下簡単に方法をご紹介したいと思いますが、この投稿をみて実際に実行される場合には
あくまで自己責任という事でお願いいたします。
実際の変更方法について
ワイパーモーターの軸に被せられている樹脂製のキャップを、プライヤーなどで軽くつかんで外します。
次に12mmのレンチで、ナットを外しワイパー本体を取外します。
すると下の写真のようなワイパーモーターの軸が出てくるのですが、赤い矢印でさしている部分にスプライン(ギザギザ)が刻まれています。
また、ワイパーアーム本体側にもスプラインがあって嚙み合わせる事でワイパーがズレるのを防ぐ仕組みとなっています。
今回の調整についてのポイントは、このスプラインの噛み合わせをノーマルの位置よりもワイパーがフロントガラスの下端に近くなるように、ずらして取付け直すという事になるのですが、そのままだとワイパーブレードが傾いてしまいフロントガラスの下端のラインと平行になりません。
そこで下の写真の赤丸で囲んでいるワイパーアームの角度を、伸ばす方向に補正してやる必要があります。(180度に近づける方向に補正)
実際の角度補正は、万力とかに挟んでした方が良いとは思いますが、私は自宅のブロック塀の隙間に差し込んで、強引に曲げてしまいました。
チョット分かりにくいですが、矢印の方向に手で曲げて伸ばしました。
ただこの作業は1回やるだけでは、自分の思った位置にワイパーブレードがくることはまずないので、何回か繰り返し付けてみては外しての根気のいる作業です。
JB64ワイパー停止位置変更完了
前述の作業を何回か繰り返して、最適な位置にセットする事が出来ました。
こんな感じになりました ↓
上の写真と比べてもらえば分かりますが、ノーマル停止位置よりかなり下げる事が出来ました。またワイパーブレードも目立たなくなったと思います。
前方視界も良好です ↓
車内から見ても左右のボンネット両端が良く見えるようになりました。